クラブの本数制限!?
どうも!
ゴルフコンサルタントの翔です!
今回の記事ですが、
ラウンドに出る前に確認しておくべき
クラブの本数確認について
紹介していきたいと思います。
まず、ゴルフではラウンドに持ち込める
クラブの本数は14本と決められています。
これを知らずに、クラブ確認を怠り、
クラブ超過の状態でプレーすると
ルール違反になり、
ペナルティーが課せられます。
このクラブ本数確認を怠ってしまい
ラウンドに出てから
本数超過に気づいてしまったり、
同伴競技者から指摘されたりすると、
精神的に悪影響を及ぼし、
そのままプレーにも影響が出てしまいます。
また、ペナルティーがあるため、
スコアがプレー以外のところで
増えてしまうので、
終わった後にものすごく後悔してしまいます。
逆にラウンドに出る前に
しっかりクラブの本数確認をしていれば、
ラウンド中に余計なことを考えることなく、
より心に余裕をもってプレーできます
それでは、クラブの本数超過をしてしまうと、
どんなペナルティーがあるのか…
それはラウンドをスタートした後に
15本以上のクラブを持ち、
まわっていることが判明すると、
クラブの超過本数に関わらず、
まわった最初のホールに対して
2打罰のペナルティーになります。
また、気づかず2ホール以上まわると
1ラウンドにつき最高4打罰
(違反のあった最初の2ホールに各2打罰)
のペナルティーになります。
ゴルフのプレーとは無関係なところで
スコアが悪くなるのは嬉しくないですよね…
特にゴルフにおける2打や4打は
とても大きいです。
ではなぜ、
このクラブ本数の制限を設けたルールが
出来上がったのか、少し面白いので、
その歴史を一緒に振り返ってみましょう!
舞台は1859年にまで遡ります。
全英アマチュア選手権に
ジラードという選手が出場しました。
彼は2台のリヤカーに樽を乗せ、
その中に55本のクラブを入れて
試合に臨んだ、と言われています。
現在では考えられない
ゴルファーです。
これで1番苦労したのは
キャディさんだったのです。
運ぶだけでも大変なのに
55本もあるクラブの中から選ぶのは
相当な時間と手間を要し、
苦労したに違いありません。
キャディさんは、ルールを決定する
R&A(The Royal and Ancient Golf Club of St.Andrews)
に直訴しました。
その結果、「クラブの本数は
1ダース + パター1本の合計13本とする」
という意見で一度は一致しましたが、、、
理事の1人が
「ゴルファーは縁起を担ぎます。
13という数字は不吉な数字ですから
1本増やして14本としたらどうでしょう?」
という提案をしたところ、
この意見に反対する人はなく、
ゴルフトーナメントは14本まで
という本数の制限が設けられました。
ちなみに、ゴルフ規則で
「使用クラブは14本以内」
と定められたのは1939年、なんと、
キャディさんの直訴から数十年後なんです…。
このような歴史を知ると興味深くて
覚えておきやすいですよね!!
それでは実際に
想像してみてください。
クラブの本数確認を怠たり、
クラブの本数を誤ってしまったら…
こういったミスで100オーバーしたり、
ベストスコアを逃したり…
最悪な気分になりますよね…。
非常にもったいないです。
このようなミスを無くすためにも
クラブ本数確認は忘れずに
するようにしましょう!
実際、プロの試合でも…
2017年に池田勇太選手が
出たしの1番をプレー中に
キャディバックに
クラブが15本入っていたことに気づき、
2打罰が科されたケースや
葭葉ルミ(よしばるみ)選手が
クラブ超過により、
単独首位に立てた初日を
25位で終えたケースもあります…。
こうしたクラブ本数の確認は
プレー前に必ず、
自分の目で確認するようにしましょう!!
これで今回の記事を終わります。
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ありがとうございました!